[ 企業買収 ] 2005/10/20(木)
TBSと楽天の統合問題で、その提案内容が明らかになりました。
TBSと楽天
にしても、こういうことってどうして公に出るんでしょう。村上ファンドの秘密メモも出回っていましたし、やはり、誰かが持ち出してしまうのでしょうか。情報管理は気をつけたほうが良いですね。
でその内容ですが、結局、楽天の商品をテレビで放映するというようなことですね。番組で使うモノを広告媒体にする手法と言うのは既にいろんな場面で使用されていますし、それは楽天でなくてもできます。例えば映画i-ロボットではアウディの車がCGで使われていたりしていましたね。そんなに目新しいことではないです。パッと読んだ感じだと、TBSにとってのメリットは少ないなあという印象です。番組情報を見たい人に配信すると言うのも、結局今、広告界全体が狙っている手法であり、ターゲットをセグメント化し、送る広告を限定していくということです。それをシステム化しようとあちこちで躍起になっていると思います。もう出来ているかもしれませんね。つまり欲しいと思っているような人を見つけ出しそこにピンポイントで内容の濃い情報を与えると。そうすれば無駄なく効率の良い広告展開をすることが可能です。
楽天でなければならない、業務提携が必要だと思わせるような提案内容はTBSサイドには見受けられない感じでしょう。
ただ一点だけ、TBSにとって魅力的なことがあります。それはM&Aの経験が楽天に多く蓄積されていることです。今回楽天との話が何らかの形で解決したとしても、今後も同じ脅威にさらされているのは何ら変わりありません。いつ何時どこの会社が仕掛けてくるのかというリスクは常に抱えて経営をしていく必要があります。しかし、楽天とくっつくことになれば、その辺りの知識や経験に長けた(あくまでTBSサイドより)三木谷社長等の人材をTBSの利益向上、買収防衛のために使うことができます。これはTBSにとってかなりの財産になるのではないでしょうか。テレビ局としてより一層その地盤を強化するためにもそれは悪くない選択だと思います。
でもTBSの社長は嫌なんでしょうね。自分が降ろされる可能性が非常に高くなるので。後は社長の営業力に全てがかかっている感じですね。
横浜ベイスターズも売却に出されそうですね。野球の話はまた今度。
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