[ 企業買収 ] 2005/10/12(水)
結局経営者が経営の勉強を怠っているというところにそもそも問題があると思います。企業経営をする身であれば、リスクは常に考えておくべきであり、今回のようなことが起こるということを想定しておかなければいけないと感じます。
経営者がもし、会社を買収されたくなければ、株を公開しなければ、良いのです。当然、資金調達は公開している場合に比べて劣りますが、そもそも、株を流通させる気がないのであれば上場する必要はないでしょう。どうも、上場することが企業のステータスと考えて動いていた企業が多いような気がします。当然厳しい条件をクリアしなければ、一部上場はできません。
上場=誰でも株を買える ということです。株はほぼ金銭と同じくらいの換金可能性があると捉えられています。つまり、市場がしっかりと形成されているため、株を持っている人はそこの市場で売れば簡単にお金に代えることができるということです。その辺が土地とかの資産とはやや違うところです。大雑把ですが、株=お金 ということです。ただ、株にはその発行企業に対する議決権が与えられています。つまり株主総会にて株主の意思を経営に反映される機会が与えられており、さらにその決定は完全に数の原理によるものですから、多くの株を所有していれば、それだけ経営に対して影響力を与えることが可能です。
株主総会は、経営者の決定権も持っています。だから多数派の株主には経営者は頭があがらなかったりするのです。
で村上ファンドは恐らく、阪神の株が企業の状況に比べて低いところに目をつけたのでしょう。まだまだ株価を伸ばす余地があると・・・。その鍵を握るのが阪神タイガース株。これを流通させてしまえば(上場)、皆欲しがります。ましてや今タイガースは強いですから。そうすれば、その親会社である、阪神電鉄の企業価値もあがり、株価も上昇する。その時に株を売りさばくと。そうすれば多大な利益が村上ファンドに転がり込む。という図式ですね。
で、そんなことになって球団の株が買収されてしまったらどうするんだ。のっとられてしまうじゃないか。と読売の渡辺オーナーとかは怒っているのです。のっとられたら、オーナー廃業ですからね。
でも、赤字経営で困っているのなら、株を巧く使って資金調達するのも方法だと思います。決して悪い方法だとは思いません。むしろ健全なのかもしれませんね。ファンが株主で、ファンの選ぶ人がオーナー。その方が野球が面白くなる気がしませんか?
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