[ カネボウ粉飾シリーズ ] 2005/09/22(木)
今回はその報告書に対して、適正である旨の意見を表明したことが問題なわけです。
会社側としては、適正意見を表明された、有価証券報告書を提出しなければ、世の中から、いい加減な会社と思われ、信用が失墜してしまうことになります。また上場企業であれば、上場廃止です。
企業の活動は半永久的に続きます。その状態を財務諸表で期間を区切って表示するのですから、当然、今期の決算書の内容は来期に引き継がれていきます。従って一度どこかで嘘をつくとその後もずっとつじつまを合わせるために嘘をつき続けなくてはなりません。
そもそも、赤字である現実を受け入れることの出来ていない経営者が経営を立て直すことなど到底無理だと思います。粉飾決算をするということは、現実から目を逸らし、経営努力を放棄したようなものではないでしょうか?粉飾決算をしたところで、実質的には何一つ解決していません。テストでカンニングして100点とったようなものです。経営者が数字による恐怖が大きいこともあるとは思いますが、それに耐えてこそやりがいもあるのではと思います。
それを是認してしまう会計士は様々な事情があれども、職業的にもっと問題だとは思いますが・・・。
警察や、裁判官と同じく、会計士も独立の立場をいかにして確保するのかということが最も難しい問題です。人と金が動く場所に信頼性をもたせるというのは本当に難しい。
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