[ カネボウ粉飾シリーズ ] 2005/09/13(火)
カネボウの粉飾決算ですが、
監査法人側も刑事事件の対象になってきました。
有価証券報告書に経営者と共謀して虚偽の事実を表示した疑いがあるということです。
中央青山監査法人は関与を否定していますが、1975年よりカネボウの監査を担当して、800億の債務超過を資産超過にするという巨額の金額の粉飾を行っているという事実を見るととても関与していないとは思えないと思います。逆に本当に関与していないとしたら、職業的監査人の監査そのもの自体の信頼性の問題になります。
ただ30年カネボウの経営状態を最も近いところから、客観的に見続けてきてこの粉飾の事実を何年も見逃し続けると考えるほうが不自然です。そこには共謀があったと誰もが感じると思います。
監査とは疑いを持って行う行為です。また、誰が見ても監査の結果が正しいと思えるような状態にしないといけません。そうしないと財務諸表に対する信頼は得られません。特定の会社と長い期間付き合っていれば、仲良くなるのが人情です。当然良くも悪くも深い仲になっていきます。そんな状態で経営者に会社を潰したくないと懇願されてしまったら・・・・。あってはならないことだとは思いますが、情に流されるということはあり得る話ですね。本来は短い期間で担当を代えていく必要があります。
本来なら良い人とは長く付き合いたいと誰もが思うと思います。しかし、現代社会では不特定多数の方を相手に物事を行う必要が大いにあります。そうなるとそういうことが足かせになる場面も多いですね。良いのか悪いのか難しいところですね。
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