[ 企業について(初心者向け) ] 2005/06/30(木)
国会の郵政民営化についての紛糾により、持ち越しかと思われた、新会社法が国会を通りました。従って来年の会計士の試験は新会社法が適用ということになりそうです。
新会社法って何?
分かりやすいところでは、有限会社を廃止し、株式会社に一本化。
現行法では株式会社の資本金は最低1000万円だが、その基準も廃止。資本金1円で恒久的に企業設立が可能となります。
他にもありますが、この件に関して。
資本金というのは、会社に存在する最低財産という見方ができます。概念ですね。簡単にいうと、資本金1000万円の会社でしたら1000万円の資産は持ってるよということです。資本金を勝手に減らしたりしてしまうことは違法です。何故こんなことをしているのかというと、会社に対する債権者保護という観点からです。会社にお金を貸している人は会社が潰れた場合、最悪1円もお金が返って来ない可能性があります。そうすると、誰もお金を貸したがらないということになります。それでは発展しないので、資本金制度を導入し、お金を貸す人に対してこれだけの保証はあるよということ示していることになります。資本金=会社債権者への保証ということになります。だから貸すほうは資本金がこれだけあるなら貸しても大丈夫だなと安心して貸せる訳です。
となると、1円で起業しても、なかなか皆お金を貸してくれないということになるでしょうね。まあ絶対借りなきゃいけないということはないのでいいとは思いますが。
日経新聞記事