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1そもそも会社って誰のもの?

企業について(初心者向け) ] 2005/06/28(火)

日本人で働いている方のほとんどが会社に所属していると思います。
意識の中で会社って自分の会社という意識が強いですね。私もそうです。○○会社の××ですといった感じで自己紹介しますね。
でも、会社とはあなたのモノではありません。

じゃあ、誰かな?考えると、社長か…という発想になります。これは二アリーイコールぐらいの関係ですね。社長の場合もあります。

実際には、株主が会社の所有者ということが商法では規定されております。極論、株主がこうだと決めてしまえば、他の人は誰もその会社内で逆らうことはできません。法律でそのように決まっています。

これが基本です。社長=株主の場合もあるので、社長の場合もあるということです。

野球でいえば、オーナー(お金を出す人:巨人軍の渡辺恒夫氏)がいて、監督(現場を統括する人:巨人軍の堀内監督)がいて、そして選手がいるという関係です。
オーナーが駄目だと言ったらそれは駄目になってしまうというのが本来あるべき姿です。(巨人ファンではないです。)

ただ、日本の一般的な企業形態は実は特殊です。

会社の株主として他の会社を選ぶことが慣習的に多かったのです。お互いの株を会社で持ち合って(会社は法人(法律上人として認められている)ですので株主になれます。)他の会社に対しては一切干渉しないという形態がほとんどとられていました。従って表面上は社長(経営者)が実権を握り株主の存在というのはほとんど意識されていない状態がほとんどです。

このようなことから、日本では会社はオーナーのものであるという認識が一般的に広まらなかったのではと言われています。
(所有と経営の分離)

またこのことが、会社に対するチェック機能を弱体化させたということです。誰も監視する人がいないので、経営者の権力が増大していきました。そして、いろいろ起きている訳です。
それでコーポレートガバナンスが必要であると叫ばれるようになりました。

ただ、それにより日本特有の文化も育っています。
1:交際費を平気で使う。(誰のお金か良く分からないから)
2:株主へ配当しないので、会社に金が溜まり設備投資にまわすことができた。これが日本の成長を支えたとも言われています。

終身雇用とかもそうかもしれませんね。

アメリカだと全く意識は変わるようです。会社が自分を助けてくれるなんて微塵も思っていない。

ただ、やはり日本も国際化の波には勝てなくだんだんとそういった世界的な考え方が浸透してきています。また外資もどんどん入ってくると思いますので、今までのようにはいかなくなりそうです。



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名前 : adachi.jr
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大阪大学大学院基礎工学研究科
情報数理系専攻 修了 工学修士
元(株)リクルート 名古屋住宅情報所属
現在 足立会計事務所所属

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