[ 企業買収 ] 2005/11/04(金)
黄金株とは、拒否権付き株式のことを言います。
株も実はいろいろな種類があります。
種類株式
一定数の株式に特定の権利を与えるものです。分かりやすいところで言うと優先して配当がもらえる優先株等があります。株主平等の原則がありますが、企業の機動性を優先するがためにできた制度です。
それで、買収者による合併・経営統合などの提案に拒否権を持つ「拒否権付き株式」のことを黄金株と言います。その株を持っている人が経営統合は駄目と言えばそれでもう経営統合はできないというものです。つまり株の過半数を所得したとしても黄金株を手に入れなければ経営統合は出来なくなります。それで企業側としては信頼のできる安定株主にその株を保有してもらえば、敵対的買収を防ぐことは出来るようになるということです。
しかし、その黄金株が他企業の手に渡った場合は逆に非常に買収されやすい状態になってしまうというリスクもあります。黄金株に譲渡制限をかけるなどしなければなりません。
多くの投資家は恐らく企業の経営に参加しよう(今回の楽天やライブドアのように)という意思の基に株を買うわけではなくむしろ、配当や株の売買によって利ざやを得ようという方がほとんどだと思います。従ってそういう人にとっては拒否権があろうが議決権があろうがあまり関係ないということです。
しかし、当然あまりにも制限をいろいろ欠けすぎると今度は市場が停滞してしまう恐れがあります。
企業買収盛んに行われることによってメリットは大きいとは思いますし、当然制度として認められているので合法でもあります。ただ、人が動かないことには何事も前に進みません。如何に相手の考え方がおかしいとしても、それを尊重してあげることからいろいろ始まるような気もします。
コメントの投稿
| このページの先頭へ |