[ 雑談 ] 2005/11/21(月)
実際に上場する意味は、株を自由に売買できるようにして、資金調達をより一層促進させる目的があります。株主が誰であるかは問わないのが原則です。ここには、所有と経営の分離、株主平等の原則という考え方が反映されています。
黄金株は一株で、合併等を阻止できるものです。圧倒的に他の株に比べて権限が強い株式ということになります。つまりその株を持っている人の権限が圧倒的ということです。株主の平等性は強く阻害されていると言えるでしょう。
そこで東京証券取引所は黄金株は認めないという方針を打ち出しました。過度な企業防衛については認められないということです。
企業買収されるのが嫌であれば、上場を廃止するのが最も効果的かつ確実な方法です。それを様々な企業がしないのは、当然資金調達という側面もあると思いますが、それ以上に、一部上場企業という肩書きにすがりついているようにも見えます。結局、黄金株は見方によっては、良いとこ取りという経営者の都合の良い手段ともとれます。
買収、合併が過度に阻害されると、それはまた経済にとって不利益なこととなります。金も欲しいし、肩書きも欲しい、自分の立場を守りたい。本当の実力者ならば、そんなことは思わないはずですね。
東証の判断は正しいと思います。
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